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2010年9月 6日 (月)

自社サービスの営業マンとしてのケアマネージャー その1

 タイトルのようなケアマネージャーの在り方に疑問を持ちあるいあは嫌で独立したり何人かのケアマネで単独型の居宅支援事業所を立ち上げた人達もいる。私も大手の株式会社のケアマネにならなかったのも就職面接で暗に自社サービスを使わせろといわれたからである。その大手は月々の給料で今より6万も良かった。でもそこにはなんの未練もないな。

 ところで私は社会福祉法人でデイサービスの相談員をしている時は今と逆の考えをしていた。「居宅支援事業所は法人の営業部門であり、ケアマネは自社サービス部門に仕事を持って来る営業マンである」と本気で思っていた(勿論私は当時もケアマネの資格は持っていたし公正中立という理念を理解したうえで現実的にはケアマネはそういうものだという意味で)。これではビジネスとして成り立てば本当のところ福祉なんかどうでもいいという大手経営者(違う人もいると思うが)と変わらないよね。

 立場が変わればものの見方も変わると言って済ましてしまえばそれで終わってしまうので自分なりに自分の考え方の変化を分析してみたいと思う。

 私がデイの相談員をしていた社会福祉法人はデイの稼働率について比較的やかましく言うほうだった。目標は稼働率85%。私の担当していたデイは定員1日25名なので21.25人まあ21名といったところか。私の記憶ではこのデイの管理者兼相談員として7年間勤務したが年間で平均21名をこえたのは平成16年度と平成19年度の2年位であったと思う。オープンから携わったのでその推移はある程度よく覚えている。特に平成19年度は稼働率年平均23名近くで1千万の純利益をあげた(これでオーブン以来の累積赤字をチャラにした)。

 このデイサービスには経営上の難点が幾つかあった。特養併設の社会福祉法人の本体がA市にあるとするとB市に単独でオープンさせたのである。しかもこのデイはB市の指定管理者制度を落札したものなのであくまで運営主体はB市であり利用者はB市市民に限ると制限されていた。当時どこのデイサービスも法人内部のケアマネによる紹介が6~8割を占めているのが通常であった。法人内部のケアマネが担当する利用者はほとんどA市市民、しかしB市にある我がデイサービスはB市市民しか使えない。しかも浴設備が無く入浴サービスが出来なかったのである。しかもデイはほぼワンルームで重度の利用者さんがきてもオムツ交換や静養するベットを置くスペースも無い。利用者様は要支援から要介護2までに限られる。はっきり言って稼働率85%達成の自信はもてなかったね。でも当時は任された以上できるだけの事をやるしかないと逆に燃えていた。

 う~んこの話を書くと長くなりそうだな。でもせっかく書きはじめたので連載ものとして書いていくことにするか。

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コメント

うー、先が気になる!楽しみにしています

投稿: アムラー | 2010年9月11日 (土) 22時29分

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